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2026.4.28

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孤独の酒場放浪記 第1回目

こんにちは。アドツーリスト 沖縄営業所の田中です。

日本最北端で最果ての地「北海道稚内市」

沖縄からは羽田を経由して札幌から陸路か、羽田から稚内への飛行機で行くことができ、乗り継ぎ含めて10時間くらいかかるので、

ちょっとしたヨーロッパまで行けそうな移動時間です。

北海道稚内市、言わずと知れた日本最北端で最果ての地です。

稚内という存在を初めて知ったのは小さい頃ファミコンの桃鉄で、

ぶっとびカードを使うと結構な確率で飛ばされる罰ゲームのような場所と言うイメージしかありませんでした。

今回なぜ稚内にしたかと言うと、ふと、日本最北端はどんな街なのだろう、稚内に行ったことがある人は日本に何人くらいいるのだろうと思い始めたからです。

ネットで稚内の事を色々と調べ始めると日本最北端の最果ての街にも結構大きな飲み屋街があるようです。

居酒屋などの飲食店も調べると、やはり北海道の最果てだけあって海産物も新鮮で安い。

しかも日本最北端の温泉「童夢」と稚内副港市場内にある「稚内天然温泉 港のゆ」があるとのこと。間違いなく日本最北端のサウナです。

「港のゆ」は北方領土を行き交う船で賑わう稚内港を一望する展望大露天風呂があり、遠くで船の霧笛が聞こえてくるようなロケーション。

北方領土を見ながら展望露天風呂に入る経験出来る人が何人いるでしょうか。

稚内に行きたくていてもたってもいられなくなり、この勢いを逃したら一生行かないと思い、次の夏休みの連休は稚内に行くことに決めました。

私は日本の最○端が好きで、日本最南端の波照間島、最東端の根室ノシャップ岬、

本州最北端の青森下北半島、最南端の和歌山串本町に行ったことがあり、稚内の宗谷岬に行くことにより日本最北端も達成です。

東京から稚内までどうやって行くか方法は3通りです。
①飛行機で羽田空港から稚内空港までひとっ飛び

②札幌からバス

③札幌から特急列車
①はまずあり得ません。

②と③で悩みましたがJR特急だと札幌→稚内間片道11,090円、バスだと6,410円。
約2倍くらいするのですが色々調べた結果、JRの「えきねっとトクだ値」を使うと35%割引かれ7,200円。

青春18きっぷや往復割引もありますが、お盆時期や片道だと使えないので「トクだ値」がJRだと最安値。

そうなるとバスとたいして料金は変わらなくなるのでローカル電車の旅が好きだし電車に決定。

札幌→稚内は7時30分発12時40分着の特急宗谷か、12時00分発(旭川乗換)17時23分着の特急ライラック・サロベツの1日2本のみ。

向こうについて夕方だと1日終わった感じがするので、早い時間の電車で行くことに。

旅行当日、金曜日に仕事を終え、夜便で羽田から新千歳に向かう予定が台風の影響で飛行機が遅延。

新千歳に着くのが21時の予定だったのに着いたのは24時近く。

飛行機に合わせた終電に乗ってススキノあたりに着いたのはもう深夜1時。

ススキノで前夜祭をやろうと思っていたのにそんな時間も体力もなく次の日も朝早いから真っすぐホテルへ。

1日2便の電車を死んでも乗り遅れまいとすぐに就寝。

翌日、台風一過で朝からものすごく晴れていて気温も暑く、夏休みらしくTシャツ短パンでも気持ち良い気温でこれこそ夏休みって感じの天気。

青空で明るいNIKKAおじさんは初めてです。いつもは夜のネオンに輝くおじさんしか見たことがなかったので。

朝ご飯を買いにコンビニに行くと気持ちいいくらいのサッポロクラシックがキレイに並んでいます。

朝からお酒飲むのは好きじゃないけど5時間もあるし景気づけにお弁当ビールを購入。

北海道の電車のホームは乗り間違えてしまうくらいたくさんの特急が止まります。

特急宗谷の車両は前面が丸みを帯びていてカッコいい。一番前の車両の2階席は相当眺めが良さそうです。

車内に入ると思ったほど人がいなくて空いていてさっそく席座りお弁当とビールで1人で乾杯。

札幌から稚内までは約5時間10分。

途中で一番大きな駅は、1時間30分後に着く旭川で、多くの乗降があります。

旭川を過ぎてからは稚内に着くまでずっと自然が多いエリアでまるでゴールデンカムイの世界です。

名寄という少し大きな町からは天塩川と並行するように電車が走り色んな動物が見えるようですが

この時は残念ながら特に目立った動物を見ることは出来ませんでした。

というか5時間10分はとても長い。寝ても起きても寝ても起きても全然着きません。
九州の山の中を電車移動した時もそうでしたが、人がいないエリア過ぎて旭川過ぎた辺りから携帯が圏外になり

何も出来ないのでただ外を見てボーっと頭の中を空っぽにするだけ。これはこれでなかなか体験することが出来ないからたまにはいいかもしれません。

そうこうしている内にそろそろ稚内に到着。

電車の中から見る感じ雨も少し降っていてあまり天気は良くないようです。

稚内駅に到着。ドアが開いて外に出た瞬間、「さぶ!」、自然に言葉がでました。

外から冷気が中に入ってきた風がものすごい冷たい。

すごい外に出るのが嫌でしたが後ろが詰まったから外に出ることに。

すごい寒い!すごい風が強い!風が強過ぎて寒いので急いで駅舎の中へ。

駅舎に入って落ち着いてよく周りを見るとTシャツ短パン姿は自分1人だけ。

他はみんな厚めのウィンドブレーカーやジャンパーまで着てます。

雨がっぱを重ね着している人すらいます。

駅に観光案内所があったので気温を聞くと今日は16℃。

観光案内所の人にもしかしてその恰好で来たのか聞かれたので、もちろんですと答えると、上着など服はたくさん持ってきたのか聞かれTシャツを6枚くらいと海パン持って来ましたと答えると、地図を持ってきて、近くの紳士服屋に行きなさいと案内されました。

服を買わなきゃ絶対風邪をひくと。

でも買ったら負けなので、大丈夫ですと答え、周辺案内地図と駅でもらえる「日本本土四極最北端出発・訪問・到達証明書」をもらって外へ。

まず最初に稚内副港市場内にある「稚内天然温泉 港のゆ」に向かいます。

そこから稚内港を望む露天風呂から海の向こうの北方領土を見たいからです。

駅から港のゆまでは歩いて約15分。

歩こうと思ったらバス案内所の人に止められます。雨も降っているしそんな恰好で外歩いたら風邪ひきますと。ずっと見てたようです。

それもそうかと思いバスで行くことに。

稚内副港市場に到着。ここは温泉のほか、稚内ならではのお土産や稚内の町を模した港町ギャラリー、食堂などがあります。

時間を見たらお昼13時半でお腹がすいたので食堂へ。

稚内で一発目の海鮮を注文。多分稚内まで来たらどこでも海鮮は普通に美味いとは思います。

空腹も満たし、いざ稚内の温泉へ。あいにく曇天のため露天風呂から北方領土は見れませんでしたが、

カモメの鳴き声などが響いていて気持ちは良かったです。

お風呂も満喫してホテルへ。

稚内の飲み屋街は稚内駅の一つ手前の南稚内駅の周辺に集中しています。

なので飲み屋街へ徒歩圏内のホテルニューチコウという大通り沿いのホテルを取りました。。

ホテルに向かうと隣の隣にまさかの紳士服のはるやまが。

これが案内所の人が言っていた紳士服屋さんか。意地でも買うまいと心に決めました。

ホテルでちょっと休憩して稚内の繁華街へ。

20時前の稚内の繁華街は雨のせいか人が歩いていません。

南稚内駅からすぐの大黒ビルの前の通りが一番飲食店あるいわゆる目抜き通りのようですが、真っ暗。

行きたい居酒屋はネットですでにいくつか調べていました。

えぞ番屋というところが日本最北端の居酒屋と謳っていて食べログの点数3.5超えていて 評判良さそうだったのでそこに行くことに。
https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010901/1008809/
今考えると南稚内なので最北端ではないですけどね。

カウンターに座り料理はやはり海鮮でしょということでお刺身とホッケを注文。

お刺身も新鮮でボリュームも良かったですが、ホッケの方が東京のものより1.2倍くらい分厚くて大きいです。

お店の店員さんは積極的にお客さんに話しかけるような感じではなく常連でなければ静かにしっぽりと飲めるようなお店です。

お酒も進みそろそろ次のお店へと向かうことに。夕食の値段は3,000円。

ビールと焼酎数杯、刺身にホッケでこの値段だから安い方でしょうか。
外に出ると21時過ぎでさっきとあまり変わらないが多少人とすれ違うくらいにはなりました。

この町は21時頃から飲み屋系のお店が開き始めるようです。

稚内の飲み屋系の情報は本当に少なくて前もって調べましたが、スナックNAVIというサイトでシステムはだいたい90分で3,000円が多いです。これは結構安い方です。

でもお店の雰囲気が分かる画像などがなく、どこが良いとか悪いとか全く分かりません。

一つだけ稚内の飲み屋を全部知っている地元民のような人のブログを見つけそれをよーく吟味したら「STYLISH PUB Speed」が稚内で今一番頑張ってるという記事を見つけとりあえず最初はここに行くことに。

ドアをそーっと開けて中を覗くとカウンターが7席くらいと6人用くらいのボックスシート席が二つのこじんまりとしたお店。

カウンターに通されると初めて来たことを伝えます。

周りを見渡すと右隣には1名、左には原色の青の服装で春風亭小朝師匠風な金髪の髪型のお兄さんが先客でいました。

お兄さんはシャンパンだかワインだかを2本開けていて相当羽振りの良さそうな飲み方です。

金髪なので何の仕事してるのか気になって聞いてみたら、牧場で働いているとのこと。牧場は儲かるのかな。

すると1人のすごい酔っぱらっているおじいさんが入ってきました。

稚内の方ですかと聞いたら、いや俺はロシア人だと。

よくよく顔を見たら確かに日本人じゃありません。

話を聞くとロシアのサハリンの人で船の仕事をしていて今日は稚内に停泊しているから飲みにきたとのこと。

これは稚内あるあるなのでしょうか。

本州に住んでいたらサハリンの人と飲み屋で隣同士になるなんてことはまずありません。

興味津々で話を聞いていると、友達が近くで飲んでいるから呼びたいと。

お店の子が席も空いてるから良いですと答えると二人男の人が入ってきました。

その人たちは完全に日本語が喋れません。聞いたらカムチャツカ半島から来た人らしいです。

サハリンとカムチャツカ半島の人と出会って一緒の席で飲むなんてありえない。

本当に日本の最果てまで来たんだなって実感した夜でした。

翌日、待ちに待った観光の一番の目的の宗谷岬の日本最北端の地へ。

稚内は直線の道が多いから運転しやすいし、まず暖かいからレンタカーはすごく快適です。

グーグルマップで自分の場所を見たら日本の最北端に近づいてきています。

念願の宗谷岬に到着。この地域は晴れることはないんじゃないかと思うくらいの曇天続き。しかも相変わらず寒い。 小屋の気温計を見ると17.2℃。この日は8月中旬だからまだ真夏なのにこの気温は関東ではありえません。

宗谷岬にはバイクで日本一周や宗谷岬を目指してくる人がものすごい多い。

みんな日本一周の旗を後ろに付けてます。ここが目的地だったのかみんな感慨深そうです。

やってみたかった日本最北端の碑の裏の最北端の向こう側にも足を踏み込みます。

正真正銘日本最北の日本人です。

お腹がすいてきたので、昨日の飲み屋でみんなに薦められた間宮堂に行くことに。 https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010901/1005390/
間宮堂はホタテラーメンも有名だがホタテカレーも美味しいとのことです。カレーの出汁?がホタテの風味が効いていて絶品のようです。さすが有名店だけあって結構混んでます。少し店の前で待って入店。

何にしようか迷いましたが、お店自体がカレーよりラーメン推しだったので、醤油帆立ラーメンにすることに。注文してから来るのがとても早いです。

美味しいには美味しいですが特別何が美味しいって言われると帆立…と言うくらいしかないような感じです。

やはり自分のような人間は家系ラーメンのとんこつ醤油こってり濃厚ラーメンが好きです。

でもスープは確かに帆立の味が染みていて美味しかったです。

腹も満たされ宗谷岬の高台あたりを散策。 宗谷岬平和公園にあるモニュメントを見ると、サハリンまで43キロ、東京まで1,106キロ、沖縄石垣まで2,849キロ。 思えば遠くに来たもんだ…。

そろそろ次に向かおうと歩いていると北海道という場面に。 ルールルルルです。 目の前にキタキツネが現れました。これこそ北海道。

次に行きたかった場所は日本最北端の温泉「童夢」。

童夢はノシャップ岬の近くに位置し、「港のゆ」は南稚内駅あたりにあるので、実際位置的には「童夢」が日本最北端です。

ここでは日本最北端の温泉に入浴した証明書がもらえます。(100円) それが欲しかったのです。

宗谷岬からノシャップ岬まで約4~50分。とうとう日本最北端の温泉に到着。

老人施設のような感じで公民館の銭湯のような感じです。中に入ると早速証明書を購入

中は2階建てで結構広いです。サウナもお風呂も充実していてこれで600円はなかなか安いと思います。

展望風呂からの景色も最高で日本海に浮かぶ利尻山がくっきりと綺麗に見えます。童夢の周りも草原が広がっていて山肌も綺麗だしとても良い景色です。

エゾ鹿もたくさん草原の草を食べています。これは野生の蝦夷鹿です。1頭2頭の親子じゃなく結構います。ちょっとした親戚の集まりくらいの数です。

最終日。

ホテルをチェックアウトして電車の時間まで 3時間くらいあったので今さらながら北方領土のお勉強。

明治の頃にサハリンの中心都市は日本人が40万人くらい住んでたようで、とても街が綺麗で奥の方にスキー場も見えます。

昔全日本スキー選手権も行われたようです。是非一度は訪れてみたい街です。

勉強の後は稚内最後の食事。 やはり海鮮丼で〆たかったから港の近くのうろこ亭と言う食堂へ。

食べログの点数3.4くらいだが笑ってこらえてでも紹介されたらしいので美味しいに決まってます。

実際に紹介された海鮮丼で値段は2,000円。

もう高いのか安いのかよく分からなくなってきましたが、基本海鮮は高いということはよーく分かりました。

日本最北端で色んな人と出会えてサハリンとカムチャッカ半島の人とも話が出来てとても良い経験になりました。

最初で最後もなろうかと思いますが、機会があればまた来たいです。

その他にも稚内で色んな海鮮のお店飲んで食べました。

漁師の店 漁師の店 – 稚内/かに | 食べログ

北の味心竹ちゃん 北の味心竹ちゃん – 稚内/海鮮 | 食べログ

是非皆さんも稚内に行ってみて下さいね。

 

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